Grinding Technology Japan 2021

初めまして。
ブログ開いて下さりありがとうございます。
中村精機で研削を担当している庄司です。
この度ブログ担当に任命されたので、マイペースに更新していければと思っております。

先日、幕張メッセで開催されていた研削に特化した展示会
【グラインドッテック2021】に行ってきました。





出展企業約70社、大学の研究発表や実演コーナー、
研削コンシェルジュに相談できるコーナーなんかもあり見応え充分でした。

2年前に初めて開催された際に訪れたこの展示会ですが、
マニアックで熱量の高い展示会で刺激をもらいました。
前回開催中に2年後にまた開催される事が決まったとアナウンスされており、
また行きたいなと思っていましたが、コロナの終息が見えない状況で
今回は開催されないと思っていましたが開催されると聞いて正直驚きました。

開催の決定を知ったので、実際に行ってみると感染対策がしっかりされていて、
安心して各ブースを回ることができました。

まず、出展されている企業ですが、知っている会社さんから知らない会社さんまで
色々あって、展示も様々で見ているだけでも楽しかったですし、
実際に導入してみたいなと思う設備の展示はいくつかあって非常に興味を惹かれました。
実際に現場で使用しているものも展示されていて、普段使用していて感じていた疑問等を
メーカーさんに直接質問する事もできたので非常に有意義でした。

実演では半導体装置向けのレンズ研磨の実演を見ました。
一眼レフカメラなんかに使われているレンズ研磨は機械加工で量産するそうですが、
半導体装置向けの超精密なレンズは、意外とアナログな機械で職人の経験や

勘によるところで精度を出していると聞いて、驚きました。


今回は研削の困りごとに相談してもらえる、

研削コンシェルジュの方に相談する事ができました。
相談の内容は少々マニアックな内容で割愛しますが、普段会社にいるだけでは出来ない

質問・疑問を理論的な観点や経験からアドバイスや解説をもらうことができて

参考になりすぎる事ばかりで、刺激が強めの濃い時間を過ごさせてもらう事ができました。

その際にいただいた解説で、今回の展示で導入したいと思った設備の必要性を
理論付けることが出来ました。今後導入していく運びになったので、
導入したらまたブログにでも書けたらと思っております。

こういう展示会等に行くと普段は製造の現場で中にいるので、
色々な会社の方からお話を聞けて、知らない事を聞いたり出来て新しい発想や
刺激をもらう事ができると改めて感じます。

中々ニッチな業界だったりするので、自分だけでは知れる情報が限られてしまったりと、
こういった場が開催される事はとてもありがたく、
またこういた機会にはぜひ足を運びたいと思いました。



長くなってしまいましたが、読んでもらえていたら幸いです。
ありがとうございました。


中村精機 庄司

はじめまして中村精機です

はじめまして。
中村精機代表の中村です。
ブログやるぞと言ってから4年が経過してしまいました。
今更ですが、これからは出来る限り更新していきます。

まずは簡単に弊社の紹介からさせて頂きます。
株式会社中村精機、私の父が創業し、私は二代目となります。
昔(40年ほど前)は家族+数名の小さな町工場でした。
当時は旋盤、立フライス盤などの手動、半自動の加工機で油まみれになりながら
せっせとカメラ部品などを作っていました。

自動化が進み、初めてのマシニングセンターを導入したのは私が小学生の頃。
今と比べると非常にゆっくりとした動きでしたが、自動で交換される工具、
小さなブラウン管に映し出される緑の文字、そして記録媒体の紙テープ。
仕事を手伝いながら、小さな加工機を弄って遊んでいた私にとって、
マシニングセンターは非常に衝撃的でした。

30年ほど前からは半導体露光装置などの部品製造をメインとし、
聞いたことのない素材、厳しい要求精度でも、加工可能範囲であれば
基本断らない方針で挑んでまいりました。
年々、マシニングや研磨などの加工機が増え、家族+数名だった人数も今や30人弱と、
加工機が増えると共に、一緒に仕事をする仲間も増えました。

日々求められる要求精度は高まっていく中で、増えた仲間と共に一丸となって挑んでまいります。

まだまだ発展途上の小さな会社ですが、確固不抜の精神で日々精進してまいりますので、
中村精機をどうぞよろしくお願い致します。


中村精機初のマシニング(1981年)
※モニターが付いたのはこの次でした

test

テスト

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